よくあるご質問
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選び方について
Q.『どんな商品を買ったらいいのかわかりません・・・』
はじめてのお祝いは皆様迷われます。大きさ、値段、出し飾りがいいのか?ケース飾りがいいのか?
私が一番おすすめしておりますのは、たとえコンパクトなものでも
『ケース飾りよりは出し飾りです!!』
“出し飾りって、飾ったり、しまったりが大変だなあ~!”と
ご来店いただいたお客様もよく言われますがそれが本来の飾り方であり、お祝いごとであるからです。
お子様のお守りでもありますが、一緒にお子様と飾ったり、しまったりすることで教育にもなるからです。
三つ子の魂百までとは昔の人はよく言ったものです。
もうひとつの理由として、おひな祭りや五月飾りなど、すべての商品は手作りです。
日本の古くからのさまざまな伝統技がここに集約されてます。
そういったものを実際に手にとって、お子様に触れさせてこそ意味のあるものとなります。
きっと壊してしまうこともあるでしょう。それはそれでおおいに結構なことです。
その時には、お父さんお母さんが、大切なものであり、お守りだからということを教えてお子様には物を大切にする心がきっと芽生えることでしょう。
2番目にご予算や大きさで選びましょう。
現代、いろいろな住宅事情があります。それによって大きさなどを決めるとよいでしょう。
値段は作り方によってさまざまです。
安いからといってけっして悪いものではありません。価格に差があるのは、製作する行程への時間のかかり方が違うのが理由です。
良い物をご予算に合わせてお選びください。
保存とお手入れについて
Q.『お手入れってどうしたらいいのですか?』
お人形を、適切に保管していただくために気をつけていただきたいポイントをいくつかご紹介いたします。
お人形をしまう時と保管場所に気をつけて、末永く大切にしてあげてください。
お人形をしまう時のポイント
空気の乾燥した日を選びましょう。
お人形には湿気は大敵です。
羽根はたきなどを使って、やさしく埃を払い落としましょう。
箱の中にしまう時は、柔らかい布や紙でそっと包んで、埃や塵から守りましょう。
お人形のお顔に触れる際にはなるべく手袋などをして、直接さわらないようにしましょう。
手の脂が付き、シミの原因になりやすくなります。
防虫剤は、ひとつの箱に対してひとつで充分です。
防虫剤が直接お人形の衣装などに触れますと、衣装の柄などが変色するおそれがあります。
お人形に直接当たらない箱の隅に、紙などで包んでから入れましょう。
保管場所・お手入れのポイント
保管場所は湿気のないところにしましょう。
湿気は人形の大敵です。
湿気の高いところにしまっておきますと顔や衣装にカビが付き、シミの原因や衣装の変色の原因となります。
乾燥しすぎるのもよくありません。飾る際にも気をつけましょう。
お人形を飾る時は、直射日光の当たる場所などは避けましょう。
年に1~2度は天気のいい日に出して、空気にさらしてあげるのもいいでしょう。
その際には保管にする際にお人形を包んでいた紙を交換したり、布を洗濯・乾燥させたりするとさらに効果的です。
豆知識
桃の節句
ひな祭りの歴史は古く、その期限は平安時代の中頃(約1000年前)です。
当時のひとびとは三月初めの巳の日に上巳の節句といって、子どもの無病息災を願ってお祓いをする行事をしていました。
陰陽師をよんで天地の神に祈り、食物を供え、人形(ひとがた)に災いや凶事を託して川や海へ流して神送りをしたのです。
またその頃、宮廷の婦人や子どもたちの間では”ひいな遊び”といって、紙で作った人形と身の回りの道具を真似て作った玩具で遊び、いまの“ままごと遊び”のようなものでした。
こうした行事や遊びがもとになって現在のひな祭りができたのです。
端午の節句
起源は、中国東周時代の政治家、屈源(くつげん)を五月上午の日に供養するために始まり、三国志の時代に日本に伝わったとされています。
五月は民間では、田植えとの関係から重要な月とされ、男性が家を出払ったあと、女性は家に籠もっていました。
いわゆる五月は物忌みの月とされました。
そのため五月は重要な月であり、また青少年に成年戒、成女戒が行われました。
その行事に屈源の弔う行事が習合したのが「端午の節句」で五節句のひとつに算えられるようになりました。
お正月
羽子板・破魔弓について
赤ちゃんが生まれて最初に迎える『初正月』には女の子は羽子板、男の子は破魔弓を飾ります。
どちらも、無病息災、魔除け、厄払いの意味があります。
羽子板は古くは古鬼板ともよばれ、古きよき時代より伝わる日本独特のものです。
羽子板の羽根の飛ぶ様子がトンボに似ていることから子どもが虫に食われないおまじないとして、また、羽根に使われる黒い玉は”むくろじの実”を使いました。
漢字では”無患子”と書き、子どもが病気をしないようにという無病息災の意味が込められています。また、羽子板は通常桐を使用します。桐には防虫効果があるといわれ”悪い虫が付かないように”つまり”素敵な人にめぐりあえますように”という”良縁”の願いも込められています。
破魔弓は元来魔除け、正月の神占い、年占いの意味ではかなり古くからありました。
武家の勃興してきた平安後期、鎌倉、室町になると武士のたしなみとされた弓矢が男児誕生のお正月に贈りものとして喜ばれるようになりました。
また、朝廷では皇子誕生の時に魔除けとして鳴弦の儀を行ったと言われてます。
現在でも天皇家に皇子が生まれると、産湯を浸かる時にこの儀式は行われてます。
やがて、一般家庭でも、健やかに育ち、平穏な人生を歩むことを願う、親心の表現として浸透してきました。